東方風の人達(現状全員)
「大道芸も出来そうにないし、私暇で仕方ないのよ」
二:山のエンターテイナー
名:音音音音(おとなり ねおん)気質:旋風・飛び道具が強い程度の天気
種:烏天狗 弾幕、飛び道具の速度と威力が上昇
能:あらゆる音を発音する程度の能力
効:読んで字のごとく、声によっていかなる音も発音できる能力。
ネオンはこれを主に大道芸の一環として使用する。
人の声をマネる事もできるなど汎用性も高い。
詳:何かに縛られず自由に生きる事を好み、天狗特有の社会性を嫌って単独で行動する反社会烏天狗。
時折人里近辺で大道芸をやっている。
その時の気分によってある程度の物事が決定される極度の気分屋。
その性格からして天狗社会には合わないだろう。
符:声符「バインドボイス」 声符「マシンガントーク」 物真似「 」
「満!満!満足!一本満足!!」
二:夕刻の極楽
名:一基満足(ひともと まんぞく)気質:黄昏時・余計がんばる程度の天気
種:妖怪 互いにHPリジェネ、回復量に応じて攻撃力上昇
能:心を満たす程度の能力
効:心のスキマを埋める事で、究極の満足感を与える事ができる。
満足感を与えられた者は、それを糧にさらに頑張れる。
一本満足。
詳:人里に出没し、お菓子を配って回る、人間とかなり友好的な妖怪。
夕方頃になると活動がさらに活発になる。
軽快なステップで突如現れてお菓子を渡してまた軽快なステップで練り歩くその様から
人々からは少々変わった妖怪だと言われる。
かなり屈強でタフな精神を持ち、いかなる状況下においても一切ブレない。
髪の毛にかなりクセがあり、よく蝦煎に手入れしてもらってる。
実は蝦煎の能力の影響を受けており、一部身の回りの事が蝦煎無しでは何もできない。
一人称は「私」と「僕」。使い分けはせず、無意識に出てきた方を使う。
符:乱舞「トワイライトカーニバル」 夕符「トワイライトデスペルタル」 満足「サティスファクションブレード」
「外の人は薄くなりたいとか言ってるのよね、良い事なんてあんまり無いのに」
二:人類最大の夢
名:二次元華(にのつぎ もとか)
種:人間
能:平面になる程度の能力
効:人類がもっとも望むとされる平面の状態になれる。
ただ薄くなっているわけではなく、電子的な信号で体の構造を再構成することで
うすっぺらくなっている。難しい事は不明。
そのため、外の世界の式の中に潜り込む事ができる。
詳:時々体に電撃が流れる人間の少女。
体を平面にして空中を遊泳したり、PCと呼ばれる式の中に入り込む事ができる。
ただし外部からの電気信号に非常に弱く、自分の放つ以外の電撃に少しでも触れると能力が解けてしまう。
体が弱く、自力で動くとすぐに息を切らすため、移動は風任せ。
符:平符「超高性能折り紙」 電圧銃「レールガン」
「何、気にしなさんな、ちょいと自分の運気を試したいだけだ」
二:灼熱博打魂
名:三暗刻単(さんあんこう ひとえ)
種:妖怪
能:運気を見る程度の能力
効:目視した相手の運勢を見る事ができる。
運気が強ければ強い分、オーラ的なものが見えるらしい。
単の場合は、運気のツイてる相手に博打とかを持ちかける。
詳:博打大好き妖怪。強運の持ち主に対して賭け無しのギャンブル勝負を持ちかける。
竹を割ったような性格で一つの物事は最後まで突き通す、というか突き通さないと気が済まない。
鬼にも匹敵する怪力の持ち主で、その怪力はギャンブルのイカサマにも用いられる。
符:金剛「天地返し」 役符「三暗刻単騎」 国士無双「ライジングサン」
「おかしい。みんな死んでる。あたしわからない。」
二:死相視る緋蜂
名:四濡通雀(しぬがよい すずめ)
種:人形
能:死期を告げる程度の能力
効:死ぬ運命の近い人物の前に現れる、それだけの能力。
いつ死ぬのかと怯える老人なんかには好評らしい。
死が近い事を知った方が安心するのだとか。
詳:普段どこにいて何をしているのかわからない自立人形。
生命の最期が近い者の前に現れ、その者に死の宣告をして去って行く。
彼女が死期を告げる対象は「死ぬ運命にある者」のみ。
運命より外れた死、因果がうんぬんかんぬんとかが関わって来る死は彼女は判別できない。
符:蜂符「バッドニードル」 緋蜂改「二層式洗濯機」
「私は殺されたの、だから逆に犯人を呪い殺してやるのよ。これは復讐よ」
二:横難横死邪の亡霊
名:五林中日蓮(ごりんじゅう にちれん)気質:霰・身を削る程度の天気
種:亡霊 互いのHPが少しずつ減少
能:横難横死を操る程度の能力
効:事故にあわせたりなどの災いを仕向ける事のできる能力。逆も可能。
災難に見舞う事はできるが、死ぬかどうかまでは能力の範囲外。
それでも災難の内容は基本ムゴいので、大体は死ぬ。
詳:過去に事故で死亡し、亡霊としてこの地をさまよっている。
生前の記憶は「ある程度の自分の事」と「自分を殺した人物の顔がうっすら」のみ。
このぼんやりと覚えてる顔を頼りに復讐しようと企んでいる。
根は素直でいい子。背中を押されるのが弱点。
符:絶符「シニングメテオ」 惨死「臨終を唱えた者の非情なる死」
「生きすぎは良くないさ、閻魔様が怒るからね。死にすぎも良くないさ、閻魔様が困るからね」
二:六道の道しるべ
名:六道廻(ろくどう めぐる)気質:氷霧・死に易い程度の天気
種:死神 互いの防御力低下、攻撃力上昇
能:六道へ導く程度の能力
効:鐘の音を響かせる事で彷徨える魂を六道輪廻へと送り出す事ができる。
また、輪廻から外れた人間を無理矢理輪廻転生に送還させる事もできる。
基本的には後者が本職。
ちなみに助かる見込みさえあれば、肉体に魂を戻す事も可能である。
詳:普段は「生き過ぎた人間(仙人・天人など)」を地獄送りにする仕事をしている死神。
何かあると独断で仕事をほっぽり出して、そっちを優先する。
閻魔様より許可を貰う時もあるが、大体はやってから報告。
彼女が持つベルの音は、聞いた者の魂を問答無用で無慈悲に刈り取る事のできる強力なもの。
逆にベルを使って因果うんぬんというか「四濡通雀が死期を悟れなかった人物」を蘇生する事もできる。早期蘇生が条件だが。
符:鎮魂「六道葬送」 六道「六道輪廻縮小図」
「お安い御用だ」
二:願ひ叶ふる幻想龍
名:大神龍七星(だいじんりゅう ななほし)気質:天変地異・自然が猛威を振るう程度の天気
種:龍 落雷、地震、噴火、虹のうち一つがランダムで発生
能:願いを叶える程度の能力 落雷:自機狙いの雷が互いに落ちる。地震:予備動作の後、地上にいると連続ヒット。
効:どのような無理難題も容易く叶えてしまう能力。 噴火:ランダムな位置に複数の噴火。虹:コスト収集率上昇・霊力消費半減
本来は七つの珠を集めた者の願いを叶えるための力だったが
珠の行方が知れないので度が過ぎる私利私欲以外は大抵叶えてくれる。
ギャルのパンティはくれない。
詳:七つの珠が行方知れずになった事で、彼女自身も幻想になってしまった龍の一族の末裔。
万物の理さえ崩壊させるような強力な能力を持つ。
普段は人間の姿をとっており力を押さえつけているが、龍の姿になると空を覆い尽くす程の大きさとなり、天は荒れ、地は怒り、雷鳴が轟く。
彼女が飛んだ空に雨が降ると虹が架かる。
符:幻生「復讐轟く因果無き死」 幻生「渇き、枯れ、濁る蒼」 幻生「天上堕つ聖戦の嘆き」
「アンタは異変を解決しに来た人間か?」
二:止まらない依存連鎖
名:八童蝦煎(やわらべ かいり)気質:潮風・止まらない程度の天気
種:河童 一部スペルの発動時間が微妙に長くなる、行動解除までにラグが生じる
能:依存させる程度の能力
効:あらゆる物事に対しての依存を与える能力。
個人に対しては「何に」依存するのかを指定する事もできるが
複数同時だと「その時の行動」に左右される。
お菓子を食べる手が止まらないのを蝦煎のせいにできる。
詳:病み付きになりかねないお菓子を常備するお菓子妖怪。お菓子河童。
過去に人間の女の子を誤って殺めてしまい、人里の人間に虐げられてきた。
そのため、極度に人間に対して恐怖心を抱く。
その割には人間をからかうのは好きなようで、異変を起こしてやろうと企んでいる。
自身の能力の影響かどうかは不明だが、自分から人に声をかける事を躊躇する(巫女を除く)ため、
満足を介さないと人と接する事ができない。表情は豊かだが、喋り方が妙に無機質。
符:海符「ソルトストーム」 「止められない止まらない」
「戦士の魂って、こう、グミみたいな食感」
二:愉快な合体戦死
名:武九旅ヨミ(むくろ よみ)
種:妖怪(がしゃどくろ)
能:合体する程度の能力
効:戦死した戦士の屍や、彷徨える魂と合体し力をつける事ができる。
合体元に応じて様々なオプションが付属する他、合体する分体が大きくなる。
あまり合体しすぎると自らの体重が支えられなくなり、結果的に自爆する。
詳:自分の肉体と成りえる手頃な死体を求めて戦地や墓地を練り歩く妖怪。
中身はスッカスカで頭もスッカスカ、そのためあまり頭はよろしくない。
かなりの大食漢であり、底なしかと思わせるくらい食べる、
合体する際もそのクセが出て、どうしても限界を超えてしまう。
符:骸符「戦神合体」 限界「自爆」
「この辺りで剣とか盾とか転がってませんでした?」
二:修道吸血樹(妖怪吸血樹)
名:十慕木子(じゅうぼ ここ)
種:妖怪(ジュボッコ)
能:血を啜る程度の能力
効:名前通りの能力。
体から枝を伸ばし、相手に突き刺す事で血を高速で抜き取る。
詳:元々はただの木だったが、多量の血を吸った事で妖怪化した。
しかし、よりにもよって吸ったのは悪魔の血、それが時として彼女を凶暴にする。
現在は御前神ルエの力により、かなり安定している。
ルエとリエの事を非常に慕っており、いつまた地上に降りてくるのかわからない二人を百年以上待ち続けた。
符:血符「ヴァンパイアドロップ」 聖戦「ジハードオブヴァイスシュバルツ」
「そんなもんいいから弾幕やろうよ弾幕」
二:圧し折りお菓子妖怪
名:壱拾壱御門(とおひと みかど)
種:妖怪
能:あらゆるものを圧し折る程度の能力
効:軽く力を込めるだけで何であろうと真っ二つにする事ができる凶悪な破壊能力。
能力の範囲は物質だけでなく、概念や理論など、あと心もポッキリ折れる。
彼女自身は「話の腰」をよく折っている。
詳:自惚れが多少強いお菓子妖怪、チョコのかかった細いお菓子を常備する。
会話に参加はするものの、突如何の脈絡も無く話を変える(というかゴリ押し)するため
彼女が居ると一切の会話が成立しない。他のお菓子妖怪より自分が優れていると思い込んでいる。
実際、お菓子妖怪の中では能力の凶悪さ的に彼女が優れている。
符:折符「ジェットブラスト」 折符「フォースワン」
「たまにはサンタのお願いも聞いて欲しいんだよね」
二:聖夜の来訪者
名:サンタ・ディーサムベル
種:サンタクロース
能:プレゼントを届ける程度の能力
効:言い方を変えると、プレゼントを届けるまでの過程にある障害を無視できる。
家の外壁は通り抜け、時間とか距離とかは全てブッ飛ばして途方も無い数のプレゼントを配る。
しかし煙突のある家には能力を使用しない。一族の掟。
詳:サンタクロース。赤い装束を身にまとい、トナカイの引くソリで空を駆けてスタイリッシュ不法侵入キメ込むアレである。
サンタクロースの一族は固有の名前は持たず、大体は自らをサンタだと名乗る。
お勤めが終わっても、赤い装束のままである。衣替えしても赤い。
サーフィンがかなり得意。厚着でサーフィンするさまはやたらシュール。
符:聖符「クリスマスコール」 聖符「ファンタズマリース」
「もう傷つかなくていい!もう血が流れる事は無い!弾幕による決闘とは実に素晴らしいものじゃないか!!」
二:神に抗った災厄
名:忌数反理(いみかず はんり)
種:悪魔
能:摂理に反する程度の能力
効:神の定めた摂理に背く事のできる能力。
一例としては時間制御の影響が無い、死なないなど。
詳:元々は天使として、神のお膝元に居た天界の使徒。
しかし神の大いなる意志に対して不満を抱き、
同志達と共に天界に襲撃をかけ、優勢に立つも、神によって直々に裁きを下され敗北。
その存在を堕天使どころか悪魔として作り変えられ、同志達は皆殺された。
いくら致死になり得る攻撃を受けても全く死なないために封印された。
ちなみにその後、一度倒されて懲りたのか、かなり毒気が抜けている。
符:聖槍「スピア・ザ・ロンギヌス」 獄符「インフェルノゴッデス」
「申し訳ないが時間は無いのです、あなた達にはご退場願います」
二:予言と啓示の聖者
名:天使リエ(あまつか りえ)
種:天使
能:神の声を代弁する程度の能力
効:神より受けた御言葉を聞き取り、神に代わって発言する能力。
神の知る知恵を地上の民に伝えるのに用いる。
詳:神に仕える天界の使徒。その中でも上位に位置に属する天使。
神の声を聞く能力により、神に代わって教えを説く事ができる。
しっかりしていて抜け目が無いが、人々に接する際は
まるで母親のような慈愛を見せる。
天使として知られる名は「ガブリエル」
符:神託「神の経典」 神託「ゴッドノーズ」
「災厄はすぐ手前まで迫っています」
二:翼をもがれた御前神
名:御前神ルエ(みまえがみ るえ)
種:人間(正確にはそれに近い天使)
能:神の摂理を代行する程度の能力
効:神がこの世に定めた理を、神に成り代って遂行する事ができる。
一例としては、浄化、生命を与える、天罰など。
詳:神に仕える天界の使徒。その中でも上位に位置する天使。
だったのだが、二度目の光臨の際に翼を失ってしまった。
最も神に近い天使とされ、故に神の理を、手にした秤の力を以って代行する事ができる。
翼を失っても、その力は絶大。
天使として知られる名は「ミカエル」
符:天符「神理を司る天秤」 神義「神の名の代行者」
「来たわね侵入者!既に貴様達の事はこの山全土に知れ渡っている!!引き返してももう遅い!!!」
二:疾風の情報網
名:回回回(えかい まわる)気質:突風・速く走る程度の天気
種:白狼天狗 ダッシュが速くなり、霊力消費量が減る。
能:千里先まで走れる程度の能力
効:途方も無い距離を走っても一切息を切らさない。
速度も非常に速く、肉眼で捕らえるのは難しい。
詳:天狗社会に生きる白狼天狗。
地上においては最速を謳うほどの速度を誇り、主に情報伝達の役割を担う。
山の社会性に従順だが、密かに高みを目指している。
元より白狼天狗と烏天狗はあまり仲が良いとは言えないが、反社会的な生き方をする音音音音とはなお仲が悪い。
彼女が手に入れた情報は、いわゆる「風の噂」としてたちどころに広まっていく。
符:走符「スペースシャトルラン」 神風「幻想韋駄天」
「なんていうんだっけ、デスルーラ?」
二:儚くも無限の命
名:駆井尊(かるい みこと)
種:ゾンビ
能:死にまくる程度の能力
効:些細な出来事であっというまに死んでしまう能力。
もしくは好きなタイミングで意図的に死ねる。
その代わり好きなタイミングで何事も無いかのように復活できる。
命を無駄遣いできる能力。軽い命。
詳:人と対して変わらないゾンビ。
彼女はいわゆる「蓬莱人」ではなく、死ぬ時はあっさり死んでしまう、
というか「自分と同じ身長くらいの段差から飛び降りても死ぬ」くらいに脆い。
分類としては死んでもいくらでも蘇るのでゾンビなのだが、ゾンビとして見るにはあまりに血色が良い。
符:心符「ハートグラフィー」 「リーインカーネイト」
「どういう事なの?」
二:未知未開の例のアレ
名:超珍剛数弥(ちょうちんごう かずや)
種:神様
能:撫でたモノを肥大化させる程度の能力
効:念を込めてモノを撫でる事でその対象を巨大化させる。
ただし、効果が切れたものは一定時間巨大化前より小さくなる。
詳:どういうことなの・・・
「貴女の都合など、私には知りません事よ」
二:染み渡るお菓子妖怪
名:狩暮千代子(がるぼ ちよこ)
種:妖怪
能:染み込む程度の能力
効:物体の中に水のように染み込む能力。
基本的には入り込むだけだが、簡単なものなら操作が可能である。
詳:中身がざっくりしたお菓子を携帯する妖怪。
どこか抜けている元気娘で、誰かと一緒に行動していたら気が付けば彼女だけ逸れている。
かつ道を教えても何処かしらで履き違えるため、必ず迷う、アホの子。わかってなくてもわかったと言うアホの子。
他のお菓子妖怪との関係は良好だが、上記の事態が毎度発生するために逸れても探してもらえない。
符:溶符「メタモートアクア」 染符「ハイドロブラスター」
「警告!この先に未曾有の存在を確認!!警告!警告!危険度指数を最大と指定!」
二:放浪の警告人形
名:赤光波虎(あかみつ ぱとら)
種:人形
能:警告する程度の能力
効:あらゆる規模に対しての危機を察知して知らせる能力。
大体一個人に迫る危険から世界規模まで。
詳:宇宙を放浪する自立意識を持った人形。
自立意識とはいっても、人と比べるとやはり意識に差がある。四濡通雀も同様。
一通りの会話は行う事ができるが、大体「警告する事」が優先される。
宇宙を放浪しているのは針翠霊羽が設置したため。
符:厄符「キャプチャーネット」 未曾有「ジ・エクスカーション」
「だから、おうちかえる」
二:意気揚々の帰宅妖怪
名:日鳥膳(ひとり ぜん)
種:妖怪
能:帰路を辿る程度の能力
効:いかに道に迷おうと本能的に帰る道がわかる能力。
入り組んでいる場所などで真価を発揮する。
詳:お酒の好きな鷹の妖怪。
めんどくさがりで、何かと寝床に帰りたがる。
困った事があるとできるだけ人に悟られないようにして自分で解決しようとする。
口癖は「全然」。
「わっ、私は失礼させてもらうよ。こっ、この情報をお嬢に伝えないとならないのでね」
二:健全な電波少女
名:伊藤差寺(いとう さてら)気質:乾燥帯・弾幕がついて来る程度の天気
種:天人 小型の弾に限り、微妙に追尾性能が付く
能:星と交信する程度の能力
効:宇宙の星々の持つ情報を受け取る能力。
危機の察知などにも使えるが。あんまり出番は無い。
詳:敦出池叶多と共に行動する天人。
叶多の努力する姿に関心を持ち、彼女の下に付く事にした。
星々との交信が可能で、星の持つ情報を彼女も共有できる。
符:星符「衛星電磁波」
「キミ達はこの騒ぎを解決しにきた人間か?私には人間にそんな事ができるとは到底思えないのだが」
二:周る粗大衛星
名:出降宇宙(でふり そら)
種:天人
能:使い物にならなくする程度の能力
効:主に精密な物質を使用不能にする能力。
物理破壊と内部破壊など、物体によって使用不可の症状は様々。
使えなくなった物体は宇宙の周囲に浮遊させる事ができる。
詳:敦出池叶多と行動を共にする天人。
叶多が努力する姿を見て「何やってんだコイツは」と思わず口走った事により、好奇心で彼女の下に付く。
手にしたものを静かに破壊する能力を持ち、破壊したものは彼女の周囲を浮遊する形でストックできる。
能力は意図的に使用できるが、稀に暴発して意図と関係なく壊れるときがある。
「何処に行くかって?決まっているじゃあないの、宇宙だよ宇宙」
二:高き目指す花火娘
名:敦出池叶多(とんでいけ かなた)気質:上昇気流・浮き上がる程度の天気
種:天人 梅雨の効果+落下がふんわりする。
能:天まで届く程度の能力
効:紛れも無く天まで届く能力。
それは自分でも、何かでも、誰かでも。
それが天空なのか、天界なのか、それより上の何かかは様々。
詳:天人にしては凄まじく努力家な小娘。
天界の遊んで終わる毎日に飽きてしまい、熱中してできるものはないかと思い、その結果、花火に行き届いた。
天界は明るすぎるため、普段は地上に降りている。
失敗を一切恐れず、新しい発見があるとさらに没頭するという、楽天的な天人とは思えない性格。
しかし、いかに花火が好きでも友達との付き合いを最も優先する。
「私にも出来る事、見つけたのよ。だから、邪魔なんてさせない」
二:嗚呼有難き箒星
名:針翠霊羽(はりすい れいは)気質:流星群・スペルをぶっぱなす程度の天気
種:天人 互いのコストが「5」溜まる
能:障害を排除する程度の能力
効:何かを成し得る際に邪魔なものを排除する能力。
物体、概念、心情、とにかく「遮るもの」を取り除く。
武:ハリーテイル(箒)
能:軌跡に毒を残す程度の能力
効:箒の尾から毒を生み出す。
振るう事で意図的にばら撒く事ができ、意図せずに毒が漏れる事は無い。
毒の濃さ、種類は大まかに指定できる。
詳:天界に住まう天人。
敦出池叶多に感化され、自分も何かやってみたいと思い、秋桜慧星に相談した結果、
異変を起こす事を提案され、遂行した。
不器用な性格で、人との付き合いは苦手。だが敦出池叶多とは良い関係を築けている。
彼女の持つ『ハリーテイル』は、尾から毒を生み出す能力を持つ箒。
毒の濃さと毒の種類は「どんな症状が発生するのか」といった具合に大雑把に指定ができる。
また、彼女は無くても普通に飛べるが、飛行補助として使う事もできる。この際も、毒を散布できる。
「貴女方の力、見るだけではあまりに惜しい!全力で!私に示して下さい!!!」
二:遥か見下ろす付喪の御神
名:秋桜慧星(あきざくら えぼし)気質:曙光・何が起こるかわからない程度の天気
種:神様 つまり簡単に言うと極光
能:観測する程度の能力
効:遥か遠方から一度に無数の事象を観る力。
原理の説明は困難だが、自らが世界を見おろす事で全て見据える事ができる。
またはあらゆるものの眼となる事で、各々の見ているものを一度に複数、彼女も観る事が可能。
詳:有頂天(色究竟天)にその身を置く神。
遥かの地から世界を観て楽しんでいる。
針翠霊羽から相談を受け、空気を抜き取り、毒を少しずつ充満させる事で異変を起こすように仕向けた。
その真意は過去の大混乱の原因を再現(というか実行)する事で、人が一体どの様に動くのか視るため。
正体は過去に使用されていた人工探査機の付喪神。成ったばかりの頃より強大な力を持つ。
「そうさね!どんどん悩むがええ!!」
二:無駄に謎を呼ぶ妖怪
名:斑若 蘭香(まだらわか らんか)
種:妖怪(狸)
能:事態を難航させる程度の能力
効:如何に些細で単純な事もとてつもなく難解にしてしまう能力。
目的にすぐ到達できなかったり、見知った道で迷ってしまった場合は彼女に化かされている。
その場所で何をしようとしたか、その場所に来てから忘れてしまうのも彼女のせい。
詳:いかに簡単な事でも超難解にして人々を惑わせる狸の妖怪。
その能力は日没時にはさらなる真価を発揮する。
かなりいたずら好きでずる賢く。人間を罠にはめるのが大好き。
「ほら、その時に見せる絶望感溢れる姿って、こう、嘲笑したくなりません?」
二:眼前にある彼方の夢
名:一十一 葉古(いとい はふる)
種:妖怪(いちたりない)
能:到達させない程度の能力
効:サイコロの出目や、財布の中身など、とにかく目標とする数値からあと「1」だけ届かないようにする能力。
単純だが、非常に悔しい思いをする事になる凶悪な能力。
詳:目標から1を差し引いた結果を与える無慈悲な妖怪。
おっとりしており、一見温厚そうに見えるが
これによって絶望し、阿鼻叫喚する人々を見るのが大好きで、それが彼女の動力源となっている。
それ以外の危害は一切加えないため、精神が丈夫ならば命に関わる事はない。
「ぺぽぺーぺぽぺーぽてとがあがるー」
二:こんがり芋妖怪
名:幕揚 千草(まくあげ ちぐさ)
種:妖怪(芋)
能:腐敗を操る程度の能力
効:物質の劣化、腐敗を意のままにする能力。
一気に腐らせたり、逆に一向に腐らなくする事ができる。
ただし、何かしらの加工が加わったものに限った能力であり、
生命たる存在の成長や腐敗を操作する事はできない。
人の精神は放っておいても勝手に腐る。
詳:「ぺぽぺーぺぽぺー」と歌っている芋の妖怪。
能天気で欲望に素直、脂っこいものが大好物。
人の手が加えられたものの劣化を好きにいじる事ができる。
ただし一度劣化(腐った)ものを元に戻す事はできない。
人並みの知能もあり、人間を無差別に襲うような事はしないが
心の腐った人間には容赦しない。
「だってみんな、わかってくれないんだもん」
二:判らない付喪神
名:京樹佐多 吉街(きょうきのさた よまち)
種:ツクモガミ
能:理解を遮る程度の能力
効:常識的、社会通念的観点においてのあらゆる行動に対する理解を得る事を遮断する能力。
内容や中身など一切関係無しに一方的に賛同を消失させる。
精度は結構不安定で、能力下にあっても効かない場合もちらほら。
詳:新品同然の時にめいいっぱいの愛を受け、腕がほつれたのを境に一切に愛を与えられなくなった熊のぬいぐるみ。
やがて誰の目にも留まる事が無くなり、付喪神となった。
愛される事を病的なまでに欲しているのだが、誰でもいいというわけではない。
自身の存在を理解し、自分の愛を理解してくれる人を求めている。
彼女を理解すれば別に「後々病んできて結果おそろしい事になる」なんて事もない、その辺りの節度は彼女にはある。
理解できないとしても、それで終わるだけ。
問題は理解しないどころか彼女を拒絶した場合、その場合、彼女を理解するまで徹底的に「トコトン歪みきった愛を受ける」。
結局の所、友達が欲しいのである。
「姉さんにね、会いたくなったから。こんな所のまで来ちゃったの」
二:全て其処に在る欲望
名:敦出池 床下(とんでいけ どこか)
種:天人
能:手に届く程度の能力
効:自分の目に映っていて、自分が欲しいと思ったものが、自分の手の届く所に「在った事にする」能力。
誰かの所有物であっても、彼女が欲しいと思ってしまえば、彼女の手に届いてしまう。
物に限り、人や動物を「在った事にする」のはできない。
詳:花火天人、「敦出池 叶多」の妹にして、叶多から数多くのものを奪ってきた張本人。
奪ったという自覚は無いが、自分の手の届く所にあるものは全て自分の物と認識するためにタチがわるい。
その代わり、欲しいと思えば其処に在るが故なのか、自分から動く事はあまりない。
欲しいと思っても一度も使わなかったり、飽きてしまえば返す事無く放置するなど、物の扱いは杜撰。
符:存在「オプションズスティーラー」