此処に在る理由

めも郎
うごメモで誕生したが彼は底辺と呼ばれる位置にいた、誰からも相手にされずに生きてきた彼はいつしか存在意義を見失い、自害を結構しようとする。
なるべく高いビルの上から飛んだ彼は紙飛行機にのった青年、オグに助けられる、オグと過ごすうちに次第に光を取り戻した彼だが、ある事件がきっかけでオグを両断してしまう。
結果としてオグは生きていたがめも郎を助けるべく自らの放った技に呑まれてしまう。すぐに戻って来ると思っためも郎だが、オグは二度と戻って来なかった。
責任を感じためも郎はオグを探し出す事を決意する。


オグ=ホワイトパレット
想像を創造する能力、
その能力で生成したでかい紙飛行機で遊泳しているとひとつの影が垂直落下してくる、どうやら人の影らしく、助け出し名前を聞くとめも郎と名乗った、存在意義を見失い絶望に捕われた少年、オグはこの少年と共に過ごす事で彼にまた光を燈す。
だが…彼はめも郎に星を見せるために黄希星(ハッピースター)の思念体の能力で星を精製すると、
そこには底辺と呼ばれる者がいる場所、星を求めて無数の亡者が群がる。
その光景に失望した彼はめも郎に自らの持ち物、そして想像を創造する能力を託し、

巨大な空間の穴を作りうごメモの星を吸い込み始めた
星さえなくなればこのような差別的なものはなくなる、そう考えたのだがそれは同時に自らの存在意義を否定していたのだ、だがそれを止めたのはめも郎だった、そして皮肉にも自らが与えた能力によって止められたのである。
収縮する空間の穴、しかしそれと同時にめも郎が吸い込まれる、それをかばい吸い込まれるオグ、また同じ力を使えば戻って来ることが出来る。
そして彼は戻って来た、

黄希星の思念ではなく、

違反の思念として。